かつての金融大国、イギリス人の70%が非接触カードを使っていないことが明らかに

イギリスでは70.7%もの人が、非接触カード(日本でいうSuicaやEdy)を持っていないことが最近の調査でわかりました。

調査結果によると、カードの発行から、セキュリティの意識、地方の意識の違いが、どうやら普及への大きなハードルになっているようです。

所有率については、イギリス国内で最も高かったのがロンドンで37.2%(それでも6割以上の人が非接触カードを持っていません)。ノッティンガムとシェフィールドでは30%、そしてロンドン郊外のベッドタウンであるWellingboroughでは23.5%と低い結果になりました。

そしてそのカードを所持する人でも、その半数は利用していないのが現実です。アンケートによると、全回答者の約半数が非接触での決済を危険なものと考えており、さらに、モバイル決済については71.3%の人がそのように回答しています。

ロンドンまで近づくとこの数字は39.2%まで低下しますが、先月の統計では、非接触カードを所持する人がタップアンドゴー(ピッする)を利用した割合は半分以下だったそうです。

そもそも非接触決済というものを知っているのかという問いに対しては、回答者の73.6%が知っていると答えましたが、Wellingboroughでは43.5%の人が知らないと回答しました(ロンドンでは82.7%が知っていると回答)。

この結果から、非接触型の決済はロンドンの中心部に偏っており、郊外に行けば行くほどそれを利用する人が(知っている人さえも)いなくなるということがわかりました。

※ この調査は、イギリスを縦断するロンドン、ノッティンガム、シェフィールド、Wellingboroughの4都市で、700人以上に対して行われました。