相乗りサービスの「Tripda」がついに米国に登場

ヒッチハイクでも格安タクシーでもありません。誰かに「助手席や後部座席が空いてるから、格安で乗せますよ」と言われたらあなたは乗りますか?そんな奇抜なサービスが米国でデビューします。名前は「Tripda」です。

Tripdaのサービスとは

Tripdaは、言うなれば配車予約と支払いをするアプリですが、UberやLyftと違うのは、それが相乗りサービスだということです。タクシー配車アプリで呼ぶのはタクシーですが、Tripdaは一般のドライバーが運転する車の「空席」を販売するというものです。

ドライバーが(例えば日本で)東京から水戸まで行くとすると、空いている助手席と後部座席をTripdaで販売できます。目的地が一致するユーザがそれを買ったら、ピックアップして同乗するという流れ。こちらの公式ムービーがわかりやすいです。

日本人から見ると完全に引いてしまうサービスですが、Tripdaは、すでに中南米(ブラジル、コロンビア、チリ、アルゼンチン、メキシコ)と、アジア(シンガポール、マレーシア、フィリピン、インド、台湾)でサービスを開始しています。

安全性はFacebookで担保する?

どこの誰かもわからない人の車に乗るのは、海外の人たちでもさすがに危険だと感じます。

Tripdaのアカウント登録をするには、ドライバーは自分のFacebookアカウントを、Tripdaに結合しなければなりません。また、自身の車両情報をTripdaに登録するのが必須になっています。具体的には、メーカ、車種、座席数、快適さをそれぞれ登録します。そして出発地と目的地を設定すれば、その推奨価格が出てきます。

乗車が完了すると、ドライバーと乗客は、お互いを評価することができる仕組みも備えており、これを信頼関係の基礎にしたいという考えです。女性にも利用が進むよう、女性のための「女性のみ」オプションも用意されています。

米国デビューはサンクスギビングデー

米国では北東部と中西部を中心に、以下の11都市でサービスがスタートします。アメリカではすでにUberやLyftなどのタクシー配車サービスが進んでいるため、短距離よりも長距離での利用が見込まれるだろうと言われています。

ボストン、バッファロー、シカゴ、シンシナティ、クリーブランド、デトロイト、インディアナポリス、ミルウォーキー、ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンDC

米国サービス開始はサンクスギビングデー(11月第4木曜日)。それまでサービスとしては使えませんが、TripdaアプリはすでにiOSとAndroidアプリが利用可能になっています。

安全性や税制面など、いろいろ突っ込みどころが満載なサービスですが、相乗りそのものは途上国では見ない風景ではないので、いい具合に進化してくれるか楽しみです。