ソフトバンクがインド企業に8億ドルの出資、アリババに次ぐ巨大企業に成長できるか

ソフトバンクが2つのインド企業に対して、8億ドル超の投資をすると発表しました。時価総額2400億ドルのアリババを生み出したソフトバンクの次の一手は、第3のインターネット人口を誇るインドになるようです。

ソフトバンクが出資する企業の1つが、オンライン通販大手のSnapdeal社(投資額は約6.27億ドル)、そしてもう1つが​​、Uberに対抗するタクシー会社 Ola Cabs (同約2.1億ドル)です。

孫正義は声明でこのように発表しています。「インドはいまターニングポイントを迎えている。インドは今後10年間で劇的な成長をすると信じている。いまこそ我々はインドの市場の発展を支援するべく、今後数年間でインドの大幅な資本を展開していく。」

政財界が集まる2日間の協議では、ソフトバンクは今後数年間でインドに対して100億ドル(約1兆円)もの投資をすると伝えています。

また、グーグルの元幹部とソフトバンク副会長ニケシュ・アローラによると、ソフトバンクが2社への投資を決めたのは、インドネシアのオンライン通販大手の Tokopedia に1億ドルを投資すると発表したそのわずか1週間後であるというから驚きです。

ソフトバンクは出資比率を開示していませんが、eBayを超える筆頭株主になり、アローラはSnapdeal社の取締役になるでしょう。

アローラはこのように述べます。「インドは現在、世界第3位のインターネット人口ではあるものの、比較的小さなオンライン市場にとどまっている。インターネットがより速く、より安く、高品質になれば、アクセスの増大とともに大きなビジネス展開が見込まれるでしょう。」

一方のインドでライバルとなる大手オンライン通販企業 Flipkart は、7月にTiger Global社とNasper社から10億ドルの出資を受けると発表しています。

そして世界のAmazon。CEOジェフ・ベゾスは、インドに対して20億ドルを投資していくと強気発言をしているようです。

ソフトバンクが出した6.27億ドルもの大金ですが、このライバルたちと長期戦を戦うためには大切な軍資金になりそうですね。

Snapdeal社について

Kunal BahlとRohit Bansalによって2010年に設立され、2500万人の登録ユーザーと5万の販社を持つ、インド最大の電子商取引サイトの一つになっています。

Snapdeal社は商品の数ではFlipkart社に遅れをとったものの、業界観測筋によれば、インドのオンライン取引そのものがまだ初期のステージであるとのこと。

フォレスター・リサーチは、インドでの年間のオンライン取引額は、2014年に32億ドルであるものが、2018年には5倍以上に増加すると予想しています。