PayStandが決済用APIをリリース、店舗の決済手数料を定額制に

PayStandは、ウェブやモバイルでの複数の支払い方法を可能にするAPIを発表した。

※PayStandとは、カリフォルニア州サンタクルスのスタートアップ企業。スモールビジネス向けのモバイル決済をよりシンプルな形で提供するオンライン決済プラットフォームを開発している。

この度リリースされたAPIは、ウェブやモバイル上でワンタッチ(またはワンタップ)することで、クレジットカードやeCheck、eCash、ビットコインでの支払いが簡単にできるというもの。

彼らのビジネスの根幹にあるのは「Payments as a Service」(支払い方法をサービスとして提供する)こと。決済機関に対しては一切の手数料を要求せず、無料で決済方法のみを提供する。

販売者に対しては、月ごとに一定の決済上限額を決め、定額での利用料を徴収する仕組みだ。これにより、PayPalなどの既存のサービスと比べて30%〜99%の決済手数料を削減できるようになるという。

例えば次の図。これまでPayPalやStripe、Squareが1回ごとの支払いに対して3%弱の手数料を取っていたのに対し、PayStandは月額固定の定額制を取っている。

例えば年間12万ドルの決済をする店舗では、従来ならば3,480ドルを支払ってきたのが、PayStandの提供するプランでは528ドルまで削減ができるようになる。

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PayStand APIは、開発者に対して、誰もがアクセス可能なように公開されている。そうすることで、開発者が自由にカスタマイズをすることができ、自分たちの好きなように操作性を微調整することができる。

PayStandの最高経営責任者(CEO)であるジェレミー・アーモンドは「我々は、無料で効率的なペイメントネットワークが可能な世界を夢見ている」と主張する。

これまでB2CとB2Bを支配してきた支払い方法は、古典的なカードネットワークで構築されてきた。PayStandは、よりシンプルですべてを包括するような決済方法を築くための基礎づくりをしている。

「私たちのAPIを使用することで、これから新しいことをやろうとする企業が、なんら難しいことをすることなく、金融や送金の新たな枠組みを作っていくことができるようになる」

アーモンドは、現在の決済のエコシステムについて、黎明期のインターネットと重ねる。MSNやAppleTalk、AOLなどが閉じたネットワークを形成していたときだ。彼はPayStandが、商社たちの決済にかかる負担やコストを削減し、真にオープンなインターネット決済のネットワークを構築できる初の会社になることを信じている。

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