海外プリペイドカードを選ぶときの基準は大きく2つ。それが、為替手数料と「どの国で使えるか」の対応通貨数です。その対応通貨数について、たとえカードの対応通貨になっていなくても、実はどの国でも現地通貨に両替できるワザがあります。
ただ「ワザ」と言っても難しいことをするのではなく、知っていたら得をするというだけの情報です。
両替手数料の安さはマネパカードが断トツ
まず為替手数料の比較では、マネパカードが圧倒的に安く外貨両替できることがわかっています。こちらは5つの海外プリペイドカードを簡単な表で比較したものです。
マネパカード | Neo Money | キャッシュパスポート | |
---|---|---|---|
カード写真 | ![]() | ![]() | ![]() |
為替手数料 | 0.7% | 5% | 4% |
チャージ手数料 | 無料 | 無料 | 1% |
ATM手数料 | 約200円/回 | 200円/回 | 200円/回 |
詳しく知りたい方は比較ページをご覧ください。
海外プリペイドカードを徹底比較 〜海外旅行者編〜 手数料と対応通貨数から最適な1枚を選ぼう
対応通貨数にはあまり意味がない?
そんな魅力的なマネパカードが対応する通貨はたったの5つです。いくら手数料が安くても「旅行先が対応通貨になっていないと使えない」とお考えの方にいいお知らせです。
実は、マネパカードは、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル以外のエリアでも使えます。例えば、台北や韓国、タイ、メキシコ、挙げればきりがありませんが、世界のどの国でも使えます。
マイナー通貨の国ではドルを入金するだけ
ではその5つの通貨が使えない国ではどのように使うかというと、マネパカードに「ドルで入金するだけ」です。アメリカやハワイ旅行に行くときと同じ使い方ですね。
ドルを入金しておけば、現地のATMで現地通貨を引き出すこともできますし、レストランやストアで直接カード払いをすることもできます。
マスターカードのマークがついたATM、レストランで使えます。公式サイトより世界210の国と地域で、マスターカードと提携している世界約3,810万か所の加盟店・ATMでご利用いただけます。
手数料は0.2%だけ上乗せされる
このドルを使って現地通貨で出金、支払いするときは、0.2〜0.4%ほど手数料が上乗せされます。
マスターカードがドルを現地通貨に両替して支払うため、そのマスターカードの両替手数料が0.2%くらいです。
上乗せと言っても、他の海外プリペイドカードや両替方法が5%の手数料をとられることを考えれば、0.2%は無視していいほどの金額でしょう。
ヨーロッパ周遊もマネパカード1枚でOK
マネパカード1枚があれば、世界各国に頻繁に海外旅行をする方や、ビジネスで世界中を飛び回る人にとっても、便利なツールになると思います。
ドルとユーロを適度に入金しておけばヨーロッパ旅行もぐっと快適になります。
ヨーロッパでユーロが使えない国、例えばチェコやクロアチアでは、現地で必要額だけをATMで引き出せば良くなります。駅や空港に着いたらATMから引き出すだけです。もう異国で日本円を握りしめて両替できる場所を探す必要はありません。