ドル口座を持つ7つの方法、安全性・サービス・手数料で比較する

日本円だけで資産を持つのは心配だからドルで口座を持ちたいという需要が結構あります。いまは海外で口座開設するだけでなく、様々な方法がありますので、7通りの方法を順に説明したいと思います。

海外で口座開設する

まずは王道から。海外の銀行に直接出向いて口座開設する方法です。「香港でHSBCの口座を作ろう」ってツアーも組まれるほどの人気ぶりでしたが、2013年頃から日本人の新規口座開設は門前払いされるようになりました

理由は「日本人は口座だけ作って何も使わない」からだそうで、それが理由で口座を凍結されてしまうことも多々あります。

今でも海外銀行での口座開設は不可能ではありませんが、現在はテクニックが要るので、開設支援サービス(5万円くらい)は必須になります。

この方法のポイントは、口座開設のハードルが高い割に、凍結や手数料が高いデメリットが多いです。海外の企業との現地取引が多い場合にだけこの方法をお勧めします。

日本の銀行のマルチカレンシー口座

海外旅行や海外通販で古くからよく使われています。Citiのグローバル口座もこの1つです。

日本の窓口で口座が持てる簡単さの反面、取引手数料が高いのが難点です。送金コストや受け取りのリフティングチャージ、為替手数料が高いので商用でないと敷居は高いかも。代表的な取扱い銀行はこちら。

  • ソニー銀行
  • 新生銀行

この方法は、国内でお手軽に使えるけど手数料が最も高くつくといえます。従来型の海外旅行やビジネスのツールです。

海外オンラインサービス

PayPalという言葉は聞いたことがあると思いますが、Neteller、Skrillというオンライン上の口座を持つことで、様々な通貨を保有できます。

元々はオンラインショッピングで使われる電子マネーという位置付けでしたが、今では銀行送金や出金もできるようになっています。

パソコンやスマホからWebですぐに無料登録ができる手軽さも受けています。

また、マスターカード提携のカードを発行しており、そのプリペイドカードで世界中のATMで現金を引き出すことも可能です。銀行とデビットカードのような使い方がすぐに実現できます。

 NETELLER公式サイト:口座の通貨は、ドル、円、ユーロ、ポンドなど20以上の通貨から1つを選択

 Skrill公式サイト ※日本語ではなく英語のみ

PayPalは現金入金ができないため紹介は割愛します。

こちらの方法は、ウェブで無料登録ができてカードも使えて便利、そして最先端に近いことをやっていると思います。ただし銀行振込を受けるような取引にはあまり使えません。

日本版 海外専用プリペイドカード

海外旅行や海外留学に使われるプリペイドカードです。銀行や空港の両替に比べて、両替手数料が格安になるため、いま徐々に利用者が増えています。何より、日本の会社のサービスというのが安心感があります。

通貨はドル、ユーロ、ポンドなどの主要通貨をチャージできます。こちらも海外専用プリペイドカードを使って、海外でATM引き出しやショッピングに使えます。

海外プリペイドカードを徹底比較 〜海外旅行者編〜 手数料と対応通貨数から最適な1枚を選ぼう

こちらは、国内で日本語で発行できて両替手数料がお得、ただし旅行用なので送金はできないです。ドルで貯めて海外旅行で使うという使い方です。

日本のFX口座

FXは外貨両替(Foreign eXchange)の略です。FXというと株取引のようなイメージがありますが、旅行者向けの両替サービスも提供しています。

「コンバージョン(振替)」という口座上での外貨両替をして、海外旅行でプリペイドカードとして使えます。実はこれが最も手数料がかからない外貨両替の方法だったりします。

 手数料最安の「マネパカード」で世界のどの国の通貨にも両替できるワザ

こちらはFXでお小遣い稼ぎをしつつ、外貨をそのまま海外旅行にも使うというマネーで楽しめる人にはベストな選択肢だと思います。

海外FX口座

海外FXというとすごく難しいことのように思えますが、日本のFXと同じです。口座開設はオンライン上で、申込みから2日で開設できます。

海外FXの方が日本よりも進んでいて、FX口座のお金をプリペイドカードを使って直接ATMやショッピングで使う方法が一般的になっています。日本のマネパカードも同じくらい進んでますね。

代表的な海外FXサービスは、XMやFX Proあたりです。

こちらは、海外に口座を持つというのと外貨を持つという格好よさがあります。銀行のように口座のお金は保証される(2万ユーロ程度まで)ため、割と安全性も担保されています。

(番外)仮想通貨のウォレットに貯める

いま最も進んでいるのが仮想通貨です。フィンテックとも呼ばれます。一般の人にはちょっと手が出しにくいかもしれませんが、日本円でなく外貨を持つ一つの形態にはなります。

仮想通貨と言っても、日本円やドルをウォレットに持つこともできるので、仮想通貨を持たなければいけないということもありません。

日本でもZaifやbitFlyerなど大手の取引所があり、試しに登録してみるのも面白いかと思います。法整備が未熟な分野のため、安全性はまだなんとも言えません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。