シティバンクのリテール事業売却は三井住友銀行に決定、2015年後半に正式完了

シティバンクのリテール事業が、三井住友銀行に売却されることで合意されました。要するにシティの個人口座がSMBCに引き継がれるということです。

売却による影響はほとんどない

売却による口座保有者への影響について、詳細なところはシティバンク銀行のFAQを見ていただきたいのですが、ポイントとしてはこちらになります。

  • 支店とATMがSMBCのものになる(=統廃合はあると思う)
  • 口座と預金が移る
  • 売却完了は2015年後半。それまでは従来どおり営業
  • SMBCに売却後も商品とサービスは継続提供する(=ように努力する)
  • シティバンクのクレジットカードはそのまま使える(=同上)

2015年の何月に売却完了なのかはわかりませんが、今年いっぱいは何も変わらないと思っていいでしょう。ロゴは変わるかも知れませんね。

支店やATMの統廃合の可能性

シティバンクのリテール事業売却について、日本の銀行はあまり熱狂的に買収に走ろうとはしませんでした。理由は簡単で「不採算だから」です。

SMBCもサービスは継続しますといっても、不採算なまま続ける訳にはいきませんから、支店・ATMの統廃合や、シティユーザに対する自社商品の売り込みもしていくでしょう。既存サービスもSMBCのサービスに吸収できるところはしていき、効率を図るのではないかと思います。

世界で使えるキャッシュカード

シティバンクの魅力の一つが、全世界に幅広く支店・ATMを持っていること。そのために口座を持っているユーザも多いでしょう。日本における外貨口座、マルチカレンシー口座は、ソニー銀行や新生銀行が始めるまでシティバンクの独壇場でした。

一方、SMBCは海外ATMは持っておらず、国際キャッシュサービスも現在は中止しています。三井住友VISAカードを使って海外ATMでキャッシングする、という方法を取っています。そうすることで世界の100万台規模のATMで使えるため、便利さはシティバンクとさほど変わらないです。

現在では、外貨両替や海外ATMでの現金引き出しという観点だけで見ると、シティバンクの取扱い通貨であれば、マネパカード海外プリペイドカードのように格安なサービスで代替できてしまいます。それも手数料が半分以下で。

シティやSMBCの外貨口座では、外貨預け入れ時に手数料がかかり、ATM引き出し時にも手数料がかかるため、ただ現地通貨をATMで下ろしたいだけであれば、シティからSMBCに乗り換えるのではなく、別に海外プリペイドカードを持つのが正しい選択だと思います。

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