シティバンクがMasterPassと提携しモバイルウォレットに対応

シティバンクインディアが、Citi MasterPassというモバイルウォレットをリリースしました。インド国内でのリリースとなり、MasterCardと提携する25万の店舗でこのウォレットが利用可能になります。

MasterPassとは

MasterPassは日本ではまだ馴染みが薄いですが、2015年からMasterCardがオンライン向けに提供している決済サービスです。

オンラインストア(例えばAmazonや楽天)のうちMasterPassを利用可能なところでは、次のように決済方法を選ぶことができます。PayPalやVISA Checkout、Googleウォレットも並んでます。

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「MasterPassで購入」ボタンを押すと、MasterPassに提携している銀行やカードが並んでます。このうち、自分の持っているカードで支払いができます。そこにシティバンクも加わったということですね。

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もちろんではありますが、オンライン決済に使われるものですので、iPhoneやタブレットなどのモバイル端末でも利用可能になります。

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もう店舗ごとに会員登録しなくていい

これであれば「クレジットカードや銀行振込でいいじゃないか」と思うかもしれません。MasterPassもPayPalと同様に優れた点があります。

MasterPassには事前に自分の氏名、住所等の配送先情報を登録しておくことで、MasterPassが使えるすべてのお店で個人情報の入力を省くことができます。

「MasterPassで購入」というボタンを押してから、利用者は支払い情報と配送先住所を入力しなくても買い物が済むようになっています。

これまで店舗ごとに会員登録をして、ログインIDやパスワードを作って、クレジットカード情報も自分の住所と電話番号も、すべて店舗ごとに渡していたわけですが、MasterPassを使えば店舗にそういった情報を渡さなくて済むということです。

より安全な買い物ができる

セキュリティの面においても重要です。顧客情報を登録する先はMasterPassに一元化され、店舗ごとに管理することがなくなりますので、情報漏えいのリスクが小さくなります。

シティバンクとしては、シティカード保有者の顧客情報をMasterCardに一元化することで、利用者の利便性を高め、かつ、店舗の管理リスクを減らすという方向に切り替えたということでしょう。

MasterPassは世界中で利用可能

シティバンクに話を戻すと、インドではシティバンクのカード利用のおよそ41%が、オンラインでされているそうです。MasterPassはインドでは100以上の決済事業者が提携していますので、国内での利用はすぐに広まることになるでしょう。

また、世界に目を向けると、MasterPassはアジア太平洋地域だけで、24カ国、4000万人以上に提供されています。海外発送のオンラインショップ(アリババが進めている)というのも、今後は普及していくのかもしれません。

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