オーストラリア第2の通信会社オプタス、SIMベースのNFC決済を開始

オーストラリアでもモバイル決済のサービスが新たに誕生しました。通信キャリアがSIMベースで行うのは「おサイフケータイ始めました」という感じですが、オーストラリアでは初のキャリアによる決済サービスです。

その通信キャリアがオプタス(SingTel Optus Pty Limited)です。オプタスはオーストラリアで2番目に大きい通信会社で、シンガポール最大の通信会社シンガポール・テレコムの傘下。オプタス名義のほか、Virginブランドの携帯サービスと、ブロードバンドサービスのUecommを展開しています。

Androidアプリで提供

オプタス社の非接触型決済サービスは「Cash by Optus」というサービス名称で、Androidアプリとして利用可能です。残念ながらiPhoneは対象外。

このアプリは100ドル以下の買い物をターゲットとして、VISAとHeritage Bankと共同開発しました。

NFCとVISAのPayWave技術という一般的に広く使われる技術を用いており、VISA payWaveのステッカーが貼ってある決済端末なら、どの店舗でも使用することができます。特定の銀行でしか使えないということもありません。

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SIMベース決済のメリット・デメリット

利用を開始するには、オプタスから専用SIMを発行してもらう必要があります。国際EMV規格を使用しているため、それに対応したチップを発行します。

このSIMベースを採用する利点としては、携帯電話の充電がなくなっていても支払いサービスを利用できるところです。反面、スマホを操作しなくても使えてしまうので、誰でもその携帯をかざせば支払いができてしまいます。

ただし、仮に携帯を落としたとしても、キャリア側でアカウントを停止させることができます。イメージとしてはモバイルSuicaのような感じでしょうか。

オンラインでもオフラインでも利用可能

アプリには500ドルまでチャージできます。アプリの機能として、オンラインでのチャージと、リアルタイムで残高確認をすることができます。

また、店舗での支払いだけでなく、ネット通販やスマホでのウェブでの支払いも250ドルまで可能です。

Smart phones got smarter at the launch of Cash By Optus.

今後のアップデートと展開

リリースしたばかりということもあり、現在は利用できるデバイスが限られています。また、ポストペイ(後払い)ができるスマホは、サムスンのギャラクシーS3、S4とS5のみとなっているようです。

VISA PayWaveをサポートすることで、主に店舗でのNFC決済が普及すると思われます。今後は、公共交通機関などの分野における開発も進めていくようです。

 

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